リアルな夢

夢を見た
イヤな夢
訳もなく王様に突き飛ばされて
頭からゴミを何度もかぶせられた
耐えきれない屈辱に
泣くじゃくっていた

王子は見て見ぬふりをしている
そして絶望の淵にいる私をおいて
足早に出掛けていった

そして場面が変わる

有る場所でみんなが楽しそうに話している
私の知っている人が沢山居る
私はその様子を何故か上から覗いている
誰かが話している
今日は私がいないと
王子が言った、どうせ歩けやしないからと・・・

王子の女友達が言った
このことは内緒にしておこうね・・・と
みんなが笑っていた
私の顔は泣きじゃくったままだった
そして思った
誰も本当は必要とはしていないんだと・・・

悲しい夢
寂しい夢
泣きじゃくる自分の声と
涙で目が覚めた
夢は殆ど見無い私の見たリアルな夢
眠れない午前３時